Diary【カワイソウ】

大体において「推し」という存在は、
「かっこいい」「かわいい」「素敵」「美しい」「尊い」など、
割とポジティブな言葉で包まれることが多いと思っているが、
一定数の人たちにおいては何故か、

「可哀想」

という言葉が出てくることがある。

思えば「可哀想」って言葉は、相手を下に見てないと出てこないよね。
「カワイソウ」な彼らを応援しているアタシって偉い、
って思っていないとなかなか生身の人間に「可哀想」は出てこない気がする。

推しには誰より幸せになってほしいと願う一方で、
そんな推しはアタシが愛情を注いで満足感を得る程度に不幸であって欲しいと願う。

そういう厄介な心理状態の人ほど、
推しが思い通りに「可哀想」でいてくれないといらいらするし、
なんなら「不幸でいてくれないと困る」とすら思ってしまう。

推しが関わる朗報には「なんか裏がありそう！」「きっと利用されてるに違いない！」と訝しがり、
推しが巻き込まれるデマには「アタシが声をあげなければ！」とやたら張り切る。

もうこうなってくると立派なアンチ行為だと思うんだけど、
残念ながら気づかないから余計に怖いんだよな。

Diary【時すでに遅し】

今までどんな失言をしても、
会見の場で居眠りしても大欠伸しても、
「きっとこういうことを言いたかったのよ！」
「おねむなのね♪」
「大物の片鱗」
などと擁護され、メディアもやたらと気を遣い、
ただの欠場を「挑戦的辞退」、
特に思い入れのない演技を「人を信じ切ったスケーティング」など、
度肝を抜くような珍ワードまで作って護られてきたけれど。

早い段階できちんと教育的な指導を受けてきていれば、
ここまで酷くはなかったと思うんだよね。

態度もジャンプも。

というか、
そもそも選手によってエッジエラー取られやすかったり見逃されたりするし、
転倒などで演技の流れが途切れてもPCSにまったく影響が出ない選手と、
ちょっと躓いただけで簡単にPCSが下がる選手がいたり、
「演技の内容」ではなく「選手個人」をジャッジしてんのか？と思うことも多かったから、
何かあるたびにいちいちざわつくわけで、
そろそろまともに機能してほしいし、まともに機能させる気がないのなら、

「うちは！これからも！忖度忖度で！いきまーーーーーす！！！」

って宣言してくれたほうが、よほど清々しいと思うのよ（笑。

まあどっちにしろもう遅い気はするけどね。

Diary【年末年始攻防戦】

お盆休みの時も思ったのだが、
昔は「お盆」とか「年末年始」って割と固定されていた気がする。

お盆なら8月13日から16日までとか、
年末年始は12月30日から1月4日までとか。

少なくとも弊社の休みは毎度固定されていたので、
それでなんら不都合なかったのだが、
一度とちくるって「年中無休で対応します！」とかぶち上げて以降、
長期休暇が流動的になってしまっている。

しかも8月11日に「山の日」が設定されてしまったので、
当然そこにお盆休みが吸収されがちになって、
田舎のお盆休みってただの休みじゃなくていろいろやることが重なっていて、
16日も片づけやら仏壇の掃除やらで完全に「休み」ではないので、
できればそこも休んでおきたいので有休くっつけたりしている。

今年の年末年始も、
例年なら12月30日に仕事納めのはずが日曜のため、
一日前倒しで29日に仕事納めになるのだが、
その影響で仕事始めが1月4日になってしまった。

正月は3日まで休みたいのだが（笑。

ということで、1月4日にさりげなく有休申請したいのだが、
さてうまく通るだろうか。
「従業員の権利」など簡単に却下する弊社だからなあ。

Diary【潮目】

羽生くんに何か不利（と思われるよう）な事案が起こるたびに、
アンチの皆様方が嬉々として叫んでいらした「潮目が変わった！」。

確かに羽生くんの離婚報告から変わりましたね、
アンチの皆様方にとってはヨロシクナイ方向に。

そもそも。
「知る権利」って何よ？って話なのだが、
我々は「知らないと不利になってしまう情報」を「知る権利」はあるけれど、
「羽生くんの配偶者」を「知る権利」は無いのよ。

無いの。
突撃隣の晩ご飯世代にはわからんと思うけど（笑、
無いのそんなものは。

正直この件に関しては、
羽生くんのファンとして断固戦わねばと臨んでいたが、
ふたを開ければ、立場を問わず一般の方々からの援護のほうが大きく、
あちら側がせっせと火種を投下してももれなく自身が大炎上している始末で、
対岸の火事を見ながら「よく燃えてますねえ」と茶を啜る余裕すらあるわけで（笑。

でもまあこれも、
羽生結弦という人が「戦わない」スタンスを貫いているからだろうな。
あくまで「報告」に留め、反論したり戦ったりしないことで、
「どっちもどっち」理論は使えないし、
「あなたにも非はありますよね？」理論も通らない。

何より、五輪連覇を果たしてもなお、
己を律し関わる人に誠実に向き合い清廉潔白に生きてきたからこそ、
特にファンでもない人ですら羽生くんとそのご家族を守ろうと声をあげ始めている。

や、「守ろう」というより、
日ごろから「これはよくない」と思っていても、
なかなか声をあげられなかったり
声をあげても「どっちもどっち」信者にやり込められていたような人たちが、
「今こそ」と思っているだけなのかもしれない。

みんなそれだけ今の状況に違和感を感じていたわけだ。
うん、確かに「潮目が変わった」よね。

Diary【女性週刊誌】

なぜ下世話で品性の欠片もなさそうなあの類の週刊誌に、
「女性」という名称がつけられているのか、
子供のころから不思議でならなかった。

芸能人のゴシップ記事とエロピンク記事が、
あの安っぽい紙のニオイでより一層胡散臭さを醸し出していて、
世のお母さん方はこんなものを読んでいるのかと衝撃を覚えたものだった。

ただその雑誌は主に理髪店や美容院などで目にすることが多く、
ある年齢になると有無を言わせず目の前に置かれるようになり、
それもまた少なからずショックだったりもした。

で、本題。

なぜ「女性」週刊誌なのか。
ネット記事なら男性も読むだろうし、
あんな下衆極まりない週刊誌に「女性」の名称がついたままなのに、
なぜ世の女性から批判がむけられないのか。

というか。
雑誌の内容に沿って、
「下衆」とか「低俗」とかに改名したらどうだろう。

「下衆セブン」なんか超絶ダサいイキリ方で逆に斬新だし、
「低俗自身」とか、もう自己紹介が完璧すぎて名刺要らんやん？

やればいいのに。

Diary【羽生くんのこと】

愛する伴侶も得たし、
アイスストーリーツアーのさいたま公演も大成功だったし、
順風満帆な人生だと思っていた羽生くんが告げてきた突然の「離婚」。

羽生くんも羽生くんの最愛の人も、
ご家族もご親族も誰も悪くないのに、
どうしてこんな決断にしかたどり着けなかったのか。

親の仇みたいに執拗にデマ記事をネットに載せられ、
親でも殺されたんかってくらい執拗に誹謗中傷を浴びせられ、
自分だけなら、自分の家族だけなら今までもずっと耐えてきたけれど、
今回は自分以外にも被害が及んでしまっていることに、
どうにかして折り合いをつけなければならなかったんだろうな。

一人の大人が幸せになることに誰の許可が要る？
「有名税」とか昭和の時代で終わってるのに？

過熱する一部のメディアや暴徒化するストーカーに対して、
法的な手段はいくらでも取れたと思うけれど、
「こういう輩はやられたらさらに過激化して一線を超えるのも厭わない」
「新たな火種を生み泥沼化することでもしかしたら恩師や知人にまで迷惑がかかるかもしれない」
そんなことを話し合ったうえでの決断だったのだろう。

同じ土俵にはあがらない。

これで、「どっちもどっち」理論は使えないし、
「隠すから探りたくなるんやで」理論も使えなくなる。

本当にいい加減過去に学んだほうがいいよ。
散々追い掛け回して誹謗中傷に晒して、何人目だよ。

羽生くんは私たちの玩具じゃないんだよ。
見てほしくて、話題にしてほしくてちらちらしてる輩が他に居るんだから、
お望み通りそっちを追い掛け回してください。

羽生くんには本当に幸せでいてほしいし、
誰にも邪魔されない幸せを手に入れてほしい人なんだよ。

お願いしますよ。

Diary【まさか】

「今年はミュージシャンの訃報が多いな」と思ってはいたけれど、
まさか自分の推しもそこに加わるとは思わなかった。

KANちゃんが亡くなった。
享年61歳。
死因は不明だが「メッケル憩室がん」という聞き慣れない症例で闘病中だった。

つい最近SNSで呟いてたし、
退院の報告もあったし、大丈夫だろうと思っていた。

大丈夫だと、思いたがっていた。


辛い。

悲しい。

寂しい。


どんな言葉もあまりしっくりこないのは、
まだ自分の中で整理がついていないからだろうな。

でも早すぎるよ。

Diary【順番】

さて11月も半分が過ぎ、
今年もあとひと月半。

今年のうちにやらねばならないこと。
大掃除は必須項目として（笑。

婦人科検診
歯科検診
年賀状印刷の手配
帰省の高速バス予約
お土産

まあこれくらいか。
高速バスとお土産はクレカ支払いになるから、
お金は来年どうにかするとして、
年賀状は予約から7日後の仕上がりだから、
来月の給与後に受け取れるように逆算して予約。

となると残りは検診2つ。
婦人科のほうは状況説明だけで済みそうだからいいとして、
問題は歯科検診だよなあ。

定期検診が1回で終わらない気がするんだよねえ。
前回の定期検診も結局2回通ったし、
歯科の場合なんやかんやで3000円くらいかかっちゃうし、
婦人科の病院みたくクレカ支払いが出来るか不明だし、
ある程度財布に現金入れておかないと、
急に治療が追加されたことも茶飯事なところあるからなあ。

まあどちらも電話予約入れるところから始まるんだけどさ。
これが最大の難関だったりするわけで（笑。

Diary【職業羽生結弦の矜持】

深夜帯の放送だったので、
アラームセットして一度就寝して、
起きれないほど眠かったらそのまま寝て翌日に確認しようと思っていたが、
アラームでばっちり目が覚めてしまったので起きて見ることになった。

眠気覚ましに飲もうと用意したコーヒーは手付かずで見終わったし、
なんならちょっと気軽に「じゃあ見ちゃおうかな」とか思ってた自分を恥じた。

「職業、羽生結弦」

決して誇張でも大袈裟でもなかった。
例えばミュージシャンなら声や楽器のメンテナンスのための練習は怠らないだろうし、
例えば俳優なら次の役を作りこむために、
あらゆる書物を読み自然と身体が動くまでに体験し、
「嘘をつくための」「本物になりきるための」努力を重ねるだろう。

そうしないと「次はない」から。

アマチュアなら他にバイトすればいいし、
趣味に留めておけば気楽に続けられる。

いつでも辞められる。

ただ、それを「職業」とする以上は、中途半端な気持ちではやれない。
周囲がいくらそれを許そうが、
その輪を少し離れると途端に見抜かれ「次」に繋がらず、
ソッポを向かれ興味すら持たれなくなる。

その怖さは私のちっぽけな想像力では足りないのだ。
実際にその身に感じなければ。

彼ほどの魅力があれば、
どの道を歩いてもそれなりに華やかに広がる気がするのだが、
おそらくその道の先に希望を感じないのだろうな。

次の単独公演まで怪我しませんように。
その先も思い描く未来を順調に進めますように。

そう祈らずにはいられなかったな。

Diary【お望み通り】

どうやらフィギュアスケートの試合は始まっているらしい。
応援したい選手はいるが、
試合そのものへの興味が致命的に低くなったので、
まあ結果さえ知れれば、あとで動画を見に行く程度になった。

メディアが推したい選手があからさまな過ぎてな。

現せかいおーじゃ様が堂々「今季最高得点」でSP首位に立った時は、
各メディアこぞってネット記事に上げ、
トップに載せるは関係ない記事の「関連記事」に捻じ込むはやりたい放題だったが、
FSでミス連発して、15点ほどあった点差をぶっちぎりでひっくり返されたら、
今度は「準Ｖ」だの「ひょーげんりょくは随一」だの、
小学生の運動会の結果かと思うような忖度記事が、
トップには載せないが「関連記事」でぞろぞろ沸いてきて大変に鬱陶しい。

知らんがな。

とある海外の方が、
「彼のファンはジャッジだが、残念ながらバナーを掲げて応援は出来ない」
って辛辣なツイを流していたが、まさにソレだったな。

まあ、お望み通り
「狭い村の中で古びた神輿におーじゃを乗せて、大盛況の音声をスピーカーで流して忖度忖度」
が出来てるのなら良かったじゃないですかね。