Diary【KHBまつり～KANさんの巻】（セトリあり・随時加筆中）

勾当台の市民広場前に到着したのは、
KANさんのライブが始まる予定時間の5分前、15時15分。
すでにステージ前には多くのひとだかりが出来ていたけれど、
かなり緩い感じだったので、さり気なく前のほうへするすると。

そういえば、
この人は、本番前でも普通に出てきて、
指を温めるためにピアノを弾くことがあった。
この日も、わずか一瞬ではあったけれど、
普通の格好をしたKANさんがちらりと見えた。

しかし、
一旦引っ込んだKANさん、なかなか出てこない。
非常にのどかなBGMを、延々聴かされ約10分。
ようやく出てきた司会者に促され、ステージに登場した本日の主役。

背に「KAN」、背番号「44」の、
サムライブルーのアメリカンフットボールの衣装で登場（笑）
やっぱり、「普段着」に着替えていらっしゃいましたか（笑）
あ、それで、10分押しですか（笑）

本人は、
「今日はシージェッター海斗が来てるから投げ飛ばされないように」
とかおっしゃってましたが、
KANさん、宮城には最近「未知ノ国守　ダッチャー」というのがおりましてね、
そちらと戦ってみるのもまた、乙なもんかもしれませんよ（笑）
http://dacchar.com/index.html
ってか、KANさん、ソレ、悪役のつもりだったとか（笑）

しかも、その状態で、なおももたつくのは、
ノートパソコンで表示したい歌詞カード、
自分のソレは原稿書いてたらバッテリーが無くなっちゃったので、
人さまのパソコンを急きょ借りてしまったがためのもたもたで。

「別にこんなの無くてもだいじょぶなんですけどね。でもあくまで保険で」
「ああ、でも、数分経つと画面が暗くなっちゃうのは、どうにかなりませんか」
「画面が暗くなると、こっちも沈んじゃうんですよね」
「もたついうちゃってごめんなさいね。でも普段の僕はもっともたついてるから」
知らんがな（笑）

実は私の斜め前に、
やけにノリノリな男性がひとり居て、
てっきり昔からのファンなんだろうなと思っていたら、
とある曲の大サビが終わったときに、いきなり拍手し出して。
どうやらそこで曲が終わると思ったんでしょうね、
実際はKANさん、Ａメロを歌い出したので、周囲が気まずい（笑）

まあ、だいぶ昔の曲ですし、
思い出せなかったのかもしれませんがね（笑）

それにしても、
こんなローカルなイベントでも、
KANさんのスタンスはブレませんね。
相変わらず、声の伸びはよいし、ピアノもうまいし、アレンジも絶妙。
毎回変わる「普段着」も（笑）
正直、KANさんともあろう方が、
よくこんなローカルな祭りのイベントに参加されたなと思いましたが、
それも、彼なりの「スタンス」なのでしょう。

今から20年も前に作った「あの曲」が、
今の日本にこんなに響くとは、当時のKANさんですら想像できなかったし、
私たちですら、こんなに泣ける曲だったとは思いもしませんでした。

でも、
「どんなに困難でくじけそうでも」
「最後に愛は勝つ」
のであれば、
少しでもがんばろうって、思えるのも、事実で。

もしかしたら、来年また、
ライブで来てくれるようなニュアンスを残したまま、
KANさんのライブイベントは終了しました。


ってか、
やっぱり「普段着」にはひと言も触れないのかと思ったら、最後の最後で、
「今日はこれから伊丹行きの飛行機で移動するので、
終わったらこのまま走って行きます。
でもって空港の手荷物検査でがっちりつかまって、
飛行機に乗り遅れるという筋書きです」
とおっしゃってましたが、飛行機、無事に乗れたんでしょかね？



何の変哲もないラブソング
まゆみ
カレーライス
愛は勝つ
よければ一緒に
世界で一番好きな人

タグ：KHBまつり KAN 20110903 アメフト