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Diary【正直なところ】 [Diary]

衝撃の一件からしばらく、
多くの友人知人が追悼コメントを寄せていた。
一緒に撮影した写真を載せる人もいたし、
哀悼の舞を見せた人もいた。

思いがけず命を絶たれ、さよならも言えずに消えてしまったのだから、
生前親しかった人たちの心中は察するに余りある。

そして案の定、全くの無関係な輩が、
「なんかコメント早くない!!??わざとらしいんだけど!!!」
「ってかなんで写真モノクロなのおかしくない??!!」
「××なんかより〇〇ちゃんのほうがより親しかったの!!他は売名!!!」
「で!なんでアイツは連名で送ってんの!!!」

まあ、鬱陶しいのなんの。

でも、その逆もあることに最近気づいた。
矢面に立たされやすい彼の代わりに叫びたい気持ちはわからんでもないが、
所詮無関係な人間に、彼らの哀しみの深さや重さなど分かるわけがない。
想像したところでそこに勝手な思い込みや贔屓目が加わるのだし、
故人を悼む気持ちに優劣なんぞ、あってたまるか。

どの追悼の仕方もそれぞれ合ってるんだよ。
どれも間違いではないんだよ。

それなのにいまだに、
「うちの子のことは私たちが一番わかってる!!!」
「なにがどうあっても、私たちは彼を信じてる!!!!」

まあ、これも鬱陶しいっちゃ鬱陶しい。

静かに故人を偲び、ひっそりと想いを重ねることは、できないもんですかねえ。


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