Diary【恨みつらみ】

恨みを買いたくて生きている人などいないし、
なるべくなら恨まれずに人生を全うしたいと思っているが、
何処で誰に恨みを買われるかわからない怖さが、日常に紛れている。

おそらくいつもの調子で、他人に「注意」したら、
そいつに散々煽られ高速の途中で車を止められ事故に遭わされたり、
余命いくばくもない自暴自棄の輩が、
「優しくされなかった」という理由だけで店内で執拗に暴れ、
最終的には閉店に追い込まれたり。

どんな事情があるにせよ、
他人に危害を加えてはいけないし、
他人の人生を根こそぎ奪ってもいけないのだが、
それが理解できない人に、どうやって「優しく」接すればよいのか。

優しくされたら全力で寄りかかってくるだろうし、
それを断れば地獄に引きずり込まれかねないというのに。

「運が悪かった」で済まされたくない。
私もいつ何時、その「罠」を踏み抜くかもしれないのに。