Diary【疑心暗鬼】

Twitterなどをやってると、
時折目を疑うようなツイートが流れてきたりする。

「○○県のとある飲食店に『福島県民お断り』の張り紙がしてあった！」
「避難先の小学校で福島県民だからと苛められている子どもがいる！」

そういうツイートが流れてくると、
「ひどい！」と思い、
「この実情をもっと多くの人に見てもらわなくちゃ！」と思い、
揃いも揃って、いわゆる『拡散』をしてしまうのだろう。

でも、それって、本当のことなんだろうか？？

もし実際に張り紙がされているのなら、
どうしてその画像も一緒にツイートされてこないのだろう。

撮影禁止のものも構わず写メったり、
すれ違いざまに芸能人を盗み撮りすることなんてお手の物なのに、
どうして張り紙は撮れないのだろうか。

実情を知ってほしいのなら、
真実を添えてツイートすればいいことだし、
今のままでは、
「友達の友達から聞いたんだけど～」っていう、
噂やデマと同様に受け取られても仕方ないんじゃないだろうか。

そんな噂の域を脱しないツイートに憤慨して、
「○○県の人間は福島から来た人を差別してる！」とか、
「○○県産のものなんか絶対に買わない！」とか、
同じ日本でいがみ合ってる場合じゃないだろうに。

そんなことしてる場合じゃ、ないだろうに。

タグ：風評被害 結局、実態が見えないから不安がるのか？ 差別 東日本大震災