Diary【傷口に塩と蜂】

どんなに優秀な人材だってさあ、
あんだけ多忙を極めていたらさあ、
そりゃあミスったりもするだろうよ。

それがたまたま自分の担当の仕事だったらさあ、
「なんだよ！」ってことになるんだろうけどさあ、
そんな時にただただ責めたってさあ、
何も始まりゃしないし、ましてや終わりもしないんだよ。

「自分の仕事に責任を持て！」って、
それは、彼の仕事である前に、
あなたの仕事、じゃなかったの？

ただでさえ、
自分のミスに落ち込んでいる人に、
容赦なく説教が出来る神経が、
私にはよく分からないよ。

叱咤激励のつもりかもしれないけど。

ってか。
あなたが「敵」になってどーする。
あなたが彼をこてんぱんに叩きのめしてどーする。

「社員」は募集をかければ幾らでもやってくるかもしれないが、
「彼」は一人しかいないのだ。
今まで勤めてきた経験と実績と才能と感性を、
たった一度のミスで帳消しにするほど、
人でなしなあなたでは、ないだろう。

溜飲を下げたら、
もう一度彼を信じてあげてくださいよ。
私も頑張りますから。

タグ：仕事量 統括 社員を大事にしないと 自分の代で終わらせたくないのなら