Lives【黒沢健一LIVE TOUR 2009“Focus”】

目の前で上司が他の同僚と仕事の話をしているというのに、
「すみません、お先します！」とフロアを飛び出た18時45分。
道路に飛び出し乗り込んだタクシーの中で、
先に入っているであろう友達にメールを送る。
「あのね、6列目の右端にいる」
JUNKBOXなのに列？そんなにきっちり並んでるのか？？
と思いつつもJUNKに滑り込んだのは18時55分。

あ、椅子が並んでいる（笑）
どうせ役に立たない整理番号と思っていたけれど、
友達が座席を確保してくれたので、6列目で観ることが出来た。

Ｌ⇔Ｒ時代から数えて、
私は何度彼の歌う姿を観てきただろう。
その昔は渋谷まで遠征に出向いたものだったけど、
いつしか私は遠征をしなくなり、彼は表舞台に出なくなり。
季節は移ろい月日は流れ、
お互い不惑の40歳になりましたな（笑）

相変わらず、歌っている姿が嬉しそうでほっとする。
線が細いのに歌声は変わらず力強くて自由自在で、
ついついこちらも腕を上げ、声を張り上げてしまう。
今回はソロツアーということで、
最新アルバムを引っさげて来てくれたけど、
実はサポートメンバーがそれぞれ他のバンドとかぶっていて、
curve509だと75％、motorworksだと50％、
Ｌ⇔Ｒだと66％の含有率。
ってか、デビューし過ぎです、先生（笑）

「カバーやります」っていいつつ、
結局自分のバンドの曲だったし。
だから、デビューし過ぎなんですってば、先生（笑）

でも、こんなに信頼出来る友達が居て、
待っていてくれるファンが居て、歌いたい自分が居て。
これ以上、幸せなことって、無いじゃないですか、先生。

これからも歌っていてくださいよ。
あなたにはそれが一番似合うんだから。
私はいつだって、ここであなたから降ってくる歌を拾うから、
全力で受け止めるから。

だから、これからもずっと歌っていてください。
それが私からのお願いです。

あ、でもまたライブに来てください。
それも私からのお願い（笑）

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