Diary【勝負強さ、とは】

世界王者くんの記事にこんなのがあった。

「僕は『勝負強さ』とか、ふわっとしたものがあまり好きではない。
それはただ運が良いだけだと思っている。僕は練習してきたことだけを試合でこなしたい」

https://mainichi.jp/articles/20221118/k00/00m/050/293000c

この人は「勝負」を「運がいいか悪いか」で判断しているのだろうか。

まあ、五輪などの重要な試合は、
「頂点に立つタイミングを見極める運」も必要だろう。
ただ「運まかせ」では頂点には立てない気がするのだが。

そもそも、地道に練習してきた成果を100％、120％発揮出来る「力」を、
「勝負強さ」と呼ぶ気がするのだが、違うのだろうか。

今世界で活躍しているトップアスリートが、
ただの「運の良さ」で今の地位に君臨していると思っているのだろうか。

もともと「否定形」から入る答え方が気になっていたが、
「練習してきたことを試合でこなす」ことを確実に遂行する力こそが
『勝負強さ』であることだと思うんだけどな。

「好きではない」と言っているのに、結局そこに執着している。
その矛盾に気づいているのかな。

現在、SPFSともにノーミス出来ていないようだけれど、
「練習では出来ている」けれど「試合でミスをする」のであれば、
その練習の正解不正解を見極める力も必要になってくる気がするんだけれどな。