Diary【吊橋理論？】

またしてもスポーツの話。

ある選手に対しては、
「ノーミスとか、全然面白くない。飽きる」
でも、ある選手に対しては、
「大技が決まればこっちも嬉しくなるし、失敗しても次に期待が持てる」

要はオマエの好みの問題なんだけど（笑、
それを、「単に、感想を言っただけですけど？」とか惚けられて、
さらに自論を展開してまわる。

どきどきはらはらしないと見てる気がしない。
どきどきもはらはらもしないのはつまらない、と。

「華」のあるなしもそうだけど、
これも一種の「吊橋」に近いのかな。
あるいは、ホラー映画とか、絶叫系の映画が好きか嫌いか、とか。

ただあれだよ。
彼女がいま現状出来るノーミスの演技構成で勝てたのは、
それがスポーツの世界では当たり前に練られる「戦略」のおかげで、
別に「戦略」を練ることは悪いことではないよ。

絶対王者である彼も、
その「戦略」で頂点に立ったし、
表彰台にのぼろうと、どんな選手も「戦略」は練るものだよ。

「確率は低いが大技に挑戦する」
のも立派な戦略だし、
「なるべく減点されないように確実な構成を組む」
のも立派な戦略だし、
採点競技である以上、「点を稼ぐ」のが前提なのだから、
なんの問題もないと思うのだが。

だって、スポーツだし。