Diary【お客様は神様です？】

少し前にブログの主役に踊り出た営業某の続報。

先方からとある案件を受注し、
それを私に丸投げしたのはよいけれど、
私が作業するのは工程の中盤あたりだけで、
実際にそれを製品化するのは別の工程だった。

やや特殊な加工が要ることは明白だったので、
「うちで出来るのか外注に依頼するのか、早めに決めないと」
と、結構前から言っていたのだが、
「そうですね」と言いつつ、いつまで経っても確認せず、
結局、ようやく確認が出来た時点で、
すでにうちの外注では期間が足りないことが判明し、
先方のほうで印刷・加工が出来る会社を探す羽目に。

「お客さんがそれでもいいって言うので」

では、印刷・加工が他所の会社になるということで、
印刷用のデータをそちらに転送せねばという段階になったら、

「さっきのPDFでいいらしいです」

いやいや。
いやいやいやいやいや。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。

あれ、校正用だから。
印刷には使えないから。

「や。でも、お客さんはそれでいいって言うので」


オマエ、何年営業やってんだ？
客がそれでいいって言ってるなら、
間違ったデータでもうちの責任じゃないとか言うのか？？

「なんでですか？お客さんがいいって言うならいいじゃないですか」
と何故か食い下がる営業某を散々窘めて、
先方に連絡を取り、印刷に使える正しいデータを送付することでどうにか事なきを得たけれど、
や、ちょっと、あまりにもひどいので、どうしたもんか。

何とか仕事を取ってきても、
段取りが悪くて結局納期までに仕上げることが出来ず、
外注に頼んでほとんど売り上げ残ってないとか、
結構あるらしいから、なあ。

その辺も、自分で気をつけなきゃいけないんだけど。
いくら後輩がいないからって、
いつまでも後輩気分で居てもらっても困るんだが。

うむむ。