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Drama【ジョーカー 許されざる捜査官~第6話】 [Drama]

児童虐待が今回の話のキモ。

どうも、
子どもが犠牲になる話は、
それがどんなにお芝居でフィクションだと分かっていても、
何となく、嫌な気持ちになってしまう。

初回がそうだったように。
だから、すっきりと見終わることが出来るのか、少し不安だった。
でも、正座して観てたけど(笑)








自身も幼少期に父親に虐待を受けていた久遠。
だからこそ、
自分と同じ虐待を受けているであろう少年を、
見過ごすことが出来なかった。

少年が「なんでもない、お父さんは悪くない」と言っても、
何としても自分が救わねばと、必要以上に踏み込んでしまう。

まるで、
過去の自分を慰めるように。

少年は、酒に溺れ自分に手を上げるようになる以前の、
優しかった父親を信じていた。
本当は大好きなお父さんを、
自分の手で立ち直らせたいと、勇気を振り絞った。
大事に飾っていた家族写真を、セピア色にしたくないから。

そして、
そんな願いを、父親があっけなく打ち砕いた。
偽装工作という卑怯な手まで使って。

話が進むにつれ、
児童虐待で法を逃れるなんて、
今の世の中ではリアル過ぎて嫌だなと思っていた。
そんなことで制裁を受けたところで、
本人が死ぬほどの後悔をしたところで、
なにがどう解決するんだろう?とも思っていたから、
この父親に、何の躊躇も無く、伊達が麻酔銃を向けることになったら、
このドラマはこの先、どうなるんだろうと本気で心配していた。

しかし、それは杞憂に終わる。
またしても暴走した久遠を、銃を持たない伊達が説得し、
制裁を未遂に終わらせたのだ。

法の裁きを受けられるのなら、法に任せたほうが良い。
何でもかんでも制裁を加えればよいわけではない。
「制裁」は被疑者を殺すことではないのだ。

久遠が過去の自分に決別出来た瞬間、
何故だか涙が出てきた。

ただ、またしても新たな謎が。
井筒と三上の過去、伊達と井筒の関係、
夏樹の事件の真相。
そして、新たな「制裁者」の出現?

兎に角、
「制裁」は無かったことが、
今回は一番すっきりとする場面だった。
罪を認め、反省し、償うのは、
やはり本人が自発的に背負って欲しい。


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