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Diary【あれからわかったこと】 [Diary]

羽生選手とハンヤン選手の衝突事故から数日。
憶測だけで動いていたものが、
その後の報道によりだいぶわかってきた。

日本側に医師が帯同していなかったのは、
リフトなどの失敗により転落の危険があったペアが出場していなかったから。
ペアの出場がなければ医師を連れて行かなくてもいいらしいのだが、
そもそも、スポーツ競技なのに医師要らないの?という疑問は消えないけれど。

なので、羽生選手はアメリカの医師団に診察をしてもらったらしい。
専門医に診てもらっていたというわけだ。
そして、その診察の結果、医師団が「出場してもよい」という判断をしたらしい。

とはいえ、それでも棄権をすることは出来た。
当然誰もが止めていたと思う。

しかし、羽生選手本人ががんとして意思を曲げなかった。



思えば彼のフィギュアスケート人生は、
何かにつけ困難が立ちはだかっていた。
幼い頃にはスケートリンクの閉鎖。
荒川静香さんのおかげでリンクが再開され、
オリンピックを目指してがんばっていたところに東日本大震災。
今度こそフィギュアを諦めなければならないのかと思っていたところへ、
全国からアイスショーの誘いがあり、日本各地を転々としながら練習も兼ねたショー三昧の日々。

拠点をトロントに移し、
大事な仲間と信頼できるオーサーコーチの元で、
念願のオリンピック金メダリストになれ、
さあ次のステージへ!と走り出した矢先の。

もう、諦めたくなかったんだろうな。
ここで諦めちゃったら、
いままで諦めずにやってきた自分が否定されちゃうんじゃないかと、
思っちゃったのかな。

鳩尾を打って、一時は呼吸困難になりかけたのに、
頭と顎に数針縫う傷を負ってるのに、
キスクラで「ファイナル行きたいなー」って、
オーサーコーチに言っちゃう辺りはもう、いつもの羽生選手らしくて、
そりゃあオーサーコーチもガックリするわ(笑。

でも、無理はしないでほしい。
本当に、無理だけはしないでほしい。

今季のSPとFSを、
ノーミスで完璧に演じられるようになれば、
絶対に素晴らしい世界が拓けるはずだから。

それを絶対に観たいから。


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