Diary【順路】

つい最近、
私が利用するバスプールのバス停の足許に、
矢印が引かれ始めた。

それまでは、行き先の書かれた頭上のボードの下に、
何となく並んでいることが多かったのだが、
私が利用するバスは途中までの経路が全く同じで、
どのバスに乗っても大丈夫な乗客がほとんどなので、
これも何となくなのだが、
全員が1列に並びつつ、到着したバスに乗らない人が、
一歩除けて意思表示をするというシステムだった。

ただ、このシステム、
並んでいる人が少ないときはよいのだけれど、
渋滞などでバスの到着が遅れてしまうと、
長い行列が隣のバス停にかかってしまうことがあった。
気を利かせて途中で誰かが列が折ってくれるといいのだけれど、
大抵の人は「何も考えずに前の人の背中を見て並ぶ」ので、
隣のバス停に用がある人が、
間違ってこちらの列に並んでしまうなんてこともあり、
改善の余地があるなと思っていた。

そんなところに、矢印登場。

これで、隣のバス停にはみ出すことなく、
整然と並ぶことが出来るのねと思っていたけれど、
がしがし、もとい、が、しかし。

ある程度人が並んでしまえば、
矢印など踏まれて消えてしまうわけで、
前の女の子が、折れる矢印のギリギリのところにいたので、
これは私から折れるのだなと彼女の隣に並んだら、
後ろから来た兄ちゃんが何も考えずに、
前の彼女の背中を見て並んでしまい、
結果、私が横入りしているような構図になってしまったことも、
改善の余地があるんだろうな（笑）

タグ：新幹線の乗車順みたいに出来たらいいけど バス停 みんなそんなに気にしてないのかな