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Lives【e-sound speaker 2010-2011 「存在の詩」】 [Lives]

例えばライブイベントで、
お目当て以外で「お♪」と思うバンドがあったりするのは、
一番初めに生の音が聴けるからで、
ネット配信やら試聴やら簡単に出来る世の中になったとはいえ、
やはり、目の前で鳴らされる音に勝るものはないわけで。

だから、気になるバンドが出来たら、
早くライブを観に行こうと思っている。
幸いにも、
荒吐やMega☆Rocksなどで、
比較的観に行きやすい環境にある。

ただ、問題は私のタイミング。
これがトントンと合えば、
坂を転がるようにファンになれるのだが、
タイミングが合わないと、
好きになって何年も経ってから「初心者」の顔でライブを観なくてはならない。

今回、
メレンゲとe-sound speakerがソレだった。
2バンドとも、音を好きになってずいぶん経つのに、
一度もライブに行けてなかった。
これがチャンスとばかりに、
半日有給を使っていそいそと出かけることになった。

ライブハウスに入る前までは、
6:4くらいでメレンゲに興味があった。
某映画のエンディングで彼らを知って以来、
歌の世界観とか、ボーカルの声の甘い感じが好きで、
どちらかというとメレンゲを頻繁に聴いていた。

実際に聴いても、
高音が掠れ気味なのが気になったけれど、
予想どおりの良さだった。

が。

e-sound speakerの音を聴いた瞬間、
その比率があっさりとひっくり返った。
CDを聴いた限りでは、
軽さというか、若干のもの足りなさを感じていた。
部屋で普通に聴くぶんには良いけれど、
その部屋からはみ出すほどではないというか。

それが、どうだろう。
3ピースとは思えないずしんとした音で、
高音もしっかり伸びる存在感のある声で、
ほどよくアルコールが廻ってぼんやりしていた感情が、
一気にかき乱されることになった。

なんだ、これ。
すごい。

この感覚はなんだろうと、
今まで観たライブのあれこれを思い返してみても、
初めて観たバンドに、ここまで圧倒されたのは、
あまりないかもしれない。

もうこれは、
この場でCD買って帰らねばなるまい。

ダブルアンコールが終わって、
「興味があるのでちょっと覗いてみました」的な表情で、
でもしっかりと、持ってない2枚を買って(笑)
サインもしっかり頂いて。

もっと早く観るんだったなあ。
タイミングが合わなかったとはいえ、
ものすごく勿体ない気がしてならない。

挽回せねば。


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