Diary【親友】

「親友が出来ません！」
「親友がほしい！」
っていうのを、よく見かける。

「友達はいますが、親友がいません！」
「何でも話せて悩みも聞いてくれて困ったときにそばにいてくれてあーでこーで！」

「友達」が聞いたらびっくりするだろうな。
「あんたは友達だけど、そんなに大事にしてないから」
って、言ってるようなものだもの。

ところで、「親友」って何だろう？
辞典をひらくと「仲の良い友達」としか書かれていないんだけど、
人によっては「信友」「心友」なんて書いて、さらに「親友」と区別したがる人もいる。

そんなに、色分けして、どーすんだろ。
自分が色分けされてたら、どー思うんだろ。

ただ。
そんなふうに「親友探しの旅」に出ている人の共通項は、
「自分に都合よく動いてくれる人募集」ってこと。

自分の悩みを親身になって聞いてくれて、
まるで自分のことのように一緒に喜んでくれて、
自分の好きな時に遊べて、
自分の好きな時にさよなら出来て。

そんなの、無理に決まってんじゃん。
みんな、自分がいちばん、なんだもの。
自分がいちばん、相手は二番、なんだもの。

困ったね。
そういうの、教科書に載ってるわけでもないし、
ネット上では、「親友がいないのは、勉強が出来ないことより深刻な問題」とか、
妙に不安をあおったりしてるもんね。

大人になれば、わかること。
本当の友達は「親友」の顔をしていないこと。
気に障る事をヅケヅケ言って、
目障りだと思うような存在に似ているってこと。
自分が一番しんどいときに、
真っ先に浮かぶ顔をしているってこと。

ってか。
「親友」って「仲の良い友達」なんだから、
普段よく遊んだり喋ったりしてる友達のことで、
いいんじゃないのかな（笑）

「わたしたち、親友よねーーーーー！」
とかじゃなくてさ（笑）

タグ：保証人にされるのかとドキドキしたっけｗ 区別、差別はヨロシクナイよ 昔「あなたは心友」って言われたことあったけど 親友 友達