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Diary【伝える・伝わる】 [Diary]

個人的な事を言えば、
私は、ミュージカルというものが、
あまり好きではない。

「お芝居」という、
ただでさえ普通ではない舞台のうえで、
「急に歌いだす」
「急に踊り出す」
「急にハモる」
というのが、何とも違和感があるというか、
客席に居ながら妙に恥ずかしい自分がいて、
もぞもぞして気が散ってしまうのだ。

ミュージカル自体、
それはそれで素晴らしい表現方法だと思うのだが、
思っていても恥ずかしさがわさわさと湧き上がる。

そしてこれは時折、
アマチュアミュージシャンの作る曲でも、
同じような心境になる。

「何故そこでいきなり英語で愛を歌う?」
「何故その言葉を選ぶ?」
「ってか、そもそも何を言いたいのだ?」

てな具合に、
完全に曲どころではない思考回路になり、
挙げ句、顔から火が出そうになるのだ。
自分、歌ってもいないのに(笑)

勿論、プロのミュージシャンの楽曲でも、
こういった心境に陥ることが、
全く無いとは言えないけれど、
ただ、圧倒的にアマチュアのソレが多いので、
何でかな?と思ってしまう。

プロのミュージシャンが、
サビの部分でいきなり英語で歌い始めても、
言葉のチョイスがちょい古くさくても、
きちんと楽曲として成り立っているのに。

まあ、成り立つからこその、
プロなんだろうけれど。

「伝えたい」「歌いたい」と思うキモチは一緒のはずなのに、
何故心の琴線に触れるよな楽曲と、
消え入りたいくらい恥ずかしい楽曲になっちゃうのか。

あ。
これって、演技とかでも同じことなのかな。
それが明らかにフィクションだと分かっていても、
喜怒哀楽の感情を揺すられるか、
あっさりと見透かされて学芸会と化すか。

伝えたいことを伝えたいままに伝えるって、
結構ムヅカシイことなのかな。



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