Diary【旅立つ人、見送る人】 [Diary]
昨日の『赤鼻のセンセイ』、
最初はけらけら笑いながら観てたけど、
途中から泣きながら観る羽目になってしまった。
小学校時代、私の同級生にひとり、
入退院を繰り返す男の子がいた。
病名は知らされていなかったけど、
入院は突然だったし、退院してくれば元気だったし、
あまり病人という印象は無かった。
その当時、私は局地的に神童と呼ばれていたので(笑)
入院と退院を繰り返し、勉強が遅れがちな彼をフォローすべく、
いつも机を並べて勉強を教えていた。
席替えをしても、必ずくっつけられて、
そのことでクラスの子たちに冷やかされて、
肝心の「生徒」もちっとも勉強してくれなくて、
だから、嫌で嫌で仕方なかったけど、
結局、なんだかんだと6年間、一緒だった。
流石に中学校に入ったら、机並べて一緒に勉強、
なんてことはなくなるだろう。
そう思っていたら、それが現実になってしまった。
彼は中学校に入学出来なかった。
春休みに、旅立ってしまった。
白血病だった。
もし私が、彼の病名を知っていて、彼の闘病の様子も知っていたら、
もっと優しく接することが出来たんじゃないだろうか。
そんなことを、思ったりもしたけれど、
「死んでしまうかもしれない人」を目の当たりにして、
自然に笑って日々を過ごすなんて、
そんな「当たり前」のこと、私には出来そうもない。
それは今でもきっとそう。
いつだって、
とても大事なことは、言いにくかったり伝えられなかったりするのだ。
身近に接していた人の死を目の当たりにして、
どっぷりと落ち込んだ参太朗を、
本当は一番しんどいはずの和田くんが笑わせて励ます。
「辛い時こそ、笑わせる」という参太朗の信念みたいなものを、
和田くんがしっかりと返しているシーンが、
何だかじーんとしちゃったかな。
遊園地での八重樫くんと太田先生のやり取りもよかった。
いいドラマだねえ。
最初はけらけら笑いながら観てたけど、
途中から泣きながら観る羽目になってしまった。
小学校時代、私の同級生にひとり、
入退院を繰り返す男の子がいた。
病名は知らされていなかったけど、
入院は突然だったし、退院してくれば元気だったし、
あまり病人という印象は無かった。
その当時、私は局地的に神童と呼ばれていたので(笑)
入院と退院を繰り返し、勉強が遅れがちな彼をフォローすべく、
いつも机を並べて勉強を教えていた。
席替えをしても、必ずくっつけられて、
そのことでクラスの子たちに冷やかされて、
肝心の「生徒」もちっとも勉強してくれなくて、
だから、嫌で嫌で仕方なかったけど、
結局、なんだかんだと6年間、一緒だった。
流石に中学校に入ったら、机並べて一緒に勉強、
なんてことはなくなるだろう。
そう思っていたら、それが現実になってしまった。
彼は中学校に入学出来なかった。
春休みに、旅立ってしまった。
白血病だった。
もし私が、彼の病名を知っていて、彼の闘病の様子も知っていたら、
もっと優しく接することが出来たんじゃないだろうか。
そんなことを、思ったりもしたけれど、
「死んでしまうかもしれない人」を目の当たりにして、
自然に笑って日々を過ごすなんて、
そんな「当たり前」のこと、私には出来そうもない。
それは今でもきっとそう。
いつだって、
とても大事なことは、言いにくかったり伝えられなかったりするのだ。
身近に接していた人の死を目の当たりにして、
どっぷりと落ち込んだ参太朗を、
本当は一番しんどいはずの和田くんが笑わせて励ます。
「辛い時こそ、笑わせる」という参太朗の信念みたいなものを、
和田くんがしっかりと返しているシーンが、
何だかじーんとしちゃったかな。
遊園地での八重樫くんと太田先生のやり取りもよかった。
いいドラマだねえ。
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