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Movies【おと・な・り】 [Movies]

観終わったときに、穏やかな気持ちになる映画。
こういうお伽噺があってもいいよね、
なんて、微笑ましく思えてしまう映画。

いつ頃から気になるようになったのか、
壁の向こうから聞こえる、互いの生活音に、
いつからか安らぎを覚え始める2人。
でも、すれ違いから顔を合わせることもない2人、
壁の向こうの音や声で、
嬉しくなったりがっかりしたり慰められたり。

そして、物語の後半に、
絡まっていた糸がするすると解けるように、
驚くほどの偶然が畳み込まれ、
エンディングには幸せな和音が響く。

誰かのレビューに、
「実際あんなに壁が薄いアパートがあったら苦情が出て困る」
なんて無粋なことを書いていたけれど、
誰も映画に『現実』なんて求めてはいない。
何処か嘘っぽいけど、
でも、こういうの、あってもいいよなあって、
せめてスクリーンの向こう側は幸せに満ちていてほしいなあって。

そういう空想に浸れるのも、映画の醍醐味。

しかしやはり現実には、
隣に岡田准一が住んでいるわけもなく(笑)

現実はキビシイっすね(笑)
nice!(1)  コメント(2) 
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コメント 2

丹下段平

お久しぶりです。
この映画、なかなか良かったですね。確かに
隣に麻生久美子が住んでいるわけもなく
と思いました。
by 丹下段平 (2009-06-13 01:45) 

ときソラ

>丹下段平さん
お久しぶりです。
ストーリーがストーリーなので、
ちょい物足りないのかな?と思いましたが、
なかなかじんわり良い映画でした。

ああいう「おとなり」が欲しいものです(笑)
by ときソラ (2009-06-13 23:06) 

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