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Lives【スピッツ Jamboree Tour とげまる2011 at 仙台サンプラザ】(セトリあり、MCネタバレあり) [Lives]

今日の座席は、3階CゾーンA列。
やはり私の定位置はこの辺だ。
ステージに近いと、メンバーの表情はよく見えるけれど、
音響や照明がよくわからないうえに、
音と光の渦にぽんと身を投げることが、出来ないのだ。

赤いライトと白いライトが交差する瞬間。
白いライトがステージ中央に描く幾何学模様。
強い光が目の前を掠めていく浮遊感。

そのひとつひとつを、
高い位置から眺めることが出来るのは、
宇宙イチ好きな、あの空間。

では、怒涛のMC集、張り切ってどうぞ!
※思い出し次第、MC追加します。


【芋煮アゲイン】
数年前のFC会報で、
広瀬川の河原で芋煮会をやったメンバー。
実はもう一回、今度は作るところから始めたいらしく、
あの大きな鍋に、大さじ何杯ぶんの醤油を入れなきゃいけないのかと、
きっちり計って調理したいマサムネくんは悩む悩む(笑)
(ここで、「あ!宮城風って味噌だよね?」と訂正が入る)
「もし河原でわいわいしてる4人組が居て、
友達に『あれ、スピッツじゃね?』って言われたら、
『スピッツはあんなに小さくないよ』って言ってください」
って締めたんだけど、
「そう言ってる時点でスピッツだよね」と、
テツヤくんに突っ込まれる(笑)

【ロックだぜ!】
ロックなバンドあるある的な要素に、
「アンプの上に、バーボンとかウォッカの瓶が置いてある」
と断言するリーダー田村。
自分も!と思い、アンコールで持ちこんだのは、焼酎の瓶(笑)
しかも北海道の焼酎(笑)
ぐいっとラッパ飲みしたソレの中身はもちろん水だけど、
若干の余韻が残っていたらしい。

でもその後、マサムネくんに、
「どうせなら焼酎じゃなくて、浦霞(宮城の銘酒)にすればいいのに」
と突っ込まれる。
しかし、そのマサムネくんもクジさんに、
「浦霞のラッパ飲みってのは、どうだろう」と突っ込まれ、
最終的に、「お猪口でぐいっと」という、
ロックミュージシャンにはあるまじき、まったりモードの飲み会と化す(笑)

【お約束】
間奏の辺りでも、
各々自由に立ちまわってしまうスピッツ。
特にベースなどは合わせる気ゼロ(笑)なので、
以前から「お約束」というものに憧れるマサムネくん。
試しに「フロント3人で、ネックを前後にそろえて動かす」というのをやってみたところ、
これがまったくといっていいほどそろわず(笑)
その、揃わなさ具合といったら、
後ろで見ていた崎ちゃんが、
「後で何度か思い出しそうになって、慌てて気を紛らわせた」ほど(笑)

【ご当地ソング?】
それまでは♪やんやんややー八木山の~ぉ~と一節唸っていた「ご当地ソング」。
今回は、初日がハウンドドッグの「フォルテシモ」、
2日目は稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」。
これって、御二方とも宮城に縁のあるからですよね?

しかし、どうして人の歌を歌うときは、
あんなに自信あり気なんでしょね(笑)

【宇宙イチ!】
速報です。
タムさんが宇宙イチに認定したのは、
仙台サンプラザと名古屋のウナギだそうです(笑)

【どうしても?】
この20年近く、
役者に転向したりすることなく、
バンド一筋で生きてきた(?)スピッツ。
ただ、何か物足りない気がするマサムネくん、
ある日、野外フェスの特番でDragon Ashのステージを見た時に、
ボーカルの両サイドに踊り子さんが居ることにいたく感動し、
「ああいうのいいよね~」と、
その前に演奏した曲の節に合わせて、
ゆらゆらと両手を挙げて踊ってみたりして(笑)
初日はそれで終わったんだけど、
2日目はタムさんに「え?その両サイドって、俺ら?」と言われ、
「や、違う違う(笑)」と慌てて弁解(笑)

【眠れぬ夜に】
初日は、
「『スピッツって、まだやってんの?くす』って言われるまで、バンドを続けます」
と言っていたマサムネくん。
2日目は、
「今回、大変な思いをした人たちが、これから何倍も幸せになれますよう、
ずっとそばに置いてもらえるような音楽を作っていきます」と宣言。

震災直後、余震とは思えない強い揺れが、昼夜問わずに襲っていた夜に、
怖さを紛らわせるためにつけたラジオからスピッツの曲が流れてきた時の、
あの安堵感、背中をさすってもらってるような安心感は、
本当に心の支えになってくれていたんだよ。
これからもずっと、
嬉しい時も悲しい時も、病める時も健やかなる時も、ともに歩いて行けたら。
あの、宇宙イチ好きなホールで、宇宙イチ幸せな瞬間を味わえたら。

それだけで、生きていけると、思うのですよ。
ホントに、ありがとう。






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