Diary【何処の世界も一緒だな】

織田氏と某女帝ほどの年齢差はないが、
前の職場で、
まさに「女帝」と呼ぶに相応しかった同僚に無視され続けたことがあった。

理由はわからない。
仕事での失敗もなかったし、あったところで女帝には何ら責任はない。

なのに、無視された上に仕事の伝達も飛ばされて、
「私だけ知らない」ということも結構あった。

大体その空気は周囲にも伝わるので、
私と女帝の間に仲介役が入るのだが、みんな見事なまでに、
「私に改善を求めてくる」のだ。

とりあえず謝ってきたら？
あの人宥めるの大変なんだから、あなたが折れなさい。

何度諭されたことか。

悪いが、関係改善なら最初の段階で幾らでもやってたわ。
でも、
「私のほうが偉い」と思っている人には、
何をどう言っても無駄なのよね。

自分が悪いとか、思ってないんだし。
「自分も悪いかもしれないけど、あんただって悪いでしょ」と思ってるんだし。

その職場を辞めて、今の職場に入ってからこれだけは守っていることがある。

経験値が上がったからといって偉いわけではない。
実績があるからといって思い上がってはいけない。

それは確実に足元を掬われる。
歳を重ねたぶんだけ、大らかにならなくてはいけないのだ。

大声を出せば相手が黙る時代は終わったんだよ。