Diary【気遣い】

少し前の流行り言葉で、
「ＫＹ」とか「空気読め」とかあったけど、
そう叫んでいる人に限って、
まともに気配りが出来ていなかったのは、
あれは、一体なんだったんだろうか。

掃除をさぼっているのは自分なのに、
「掃除しなさいよ！」って言ってるような。
お金を預かっているのは自分なのに、
「『振り込んだ？』っていちいちしつこい！絶交するよ！」
って、不機嫌な空気をまとって煙に巻こうとしているような。

友達に対する気づかいとか、
目の前の相手が明らかに困っている雰囲気を読み取るとか、
そういうことって、いつから出来なくなったんだろう。

や、出来てるのか。
出来てるうえで、気付かないふりをしているのか。

いずれにせよ、
そういう図太い、醜い神経の持ち主のそばで、
さらに神経をすり減らし、
それでもなお「相手の機嫌を損ねないように」と配慮する。

なにか、間違っている気がしてならない。

タグ：今は全然違うのかな 私は両親の姿から教わった気がするけれど そういうのは誰から教わるんだっけ 心配り 配慮 気遣い