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Lives【KOICHI DOMOTO CONCERT TOUR 2010~BPM~】 [Lives]

彼のショウを観るのは、何度めだろう。

少し前にNHKで、彼のドキュメンタリーを観た。
模索と葛藤を繰り返し、
徹底的に自我を抑えながらも、
紛れもなく自己を表現してゆくその姿が、
あまりにストイックで、
どうしてそうまでして自分を追い込むのか、
俗物なワタシには簡単には理解出来なかった。

今までは、
スタンドからステージを見下ろす感じだったけど、
今回は初めてアリーナに降りることが出来た。
B1ブロック。
花道からは若干距離があり、
しかも花道の先端まで行かれると、
背中しか見ることが出来ないので、
本人たちが目の前に居ながら、
スクリーンを見るために彼らに背を向けるという、
何とももどかしい位置。

しかも、
スモークが広がったからといって、
彼がステージ上に素直に現れるはずもなく、
歌い始めた彼の姿を、
紅白の小林幸子よろしく何処だ何処だと探す羽目に(笑)

気が遠くなるほど入念なリハーサルと、
完璧なものを追求し続ける情熱。
その割にぐだぐだなMC(笑)

彼が、甘えん坊な超ドSという、
ものすごく面倒な性格だということも判明しましたし(笑)

ま、何となく分かっていたことですが(笑)

ともあれ、
それも「魅せる」ためのひとつの手段に違いなく、
そのために何をすべきか、どうすべきかを、
血の滲むような努力を重ねながらも、
涼しい顔でやってのける気迫というのは伝わってきた。

ただ、
それは少し遠いところから、
手の届く距離ではないところから、
まるで絵画を眺めるように確認するしかないのだと思っていた。

あの瞬間までは。

すっかり忘れていたのだが、
彼らのようなジャンルのコンサートでは、
アリーナを縦横無尽に駆けめぐり、
どんな座席になったとしても、
同じような感動と興奮を持ち帰ることが出来る。

ただ、
今回はアリーナの通路も狭いし、
ブロックを柵で仕切っているわけではないので、
幾ら何でもゴンドラは無いだろうと思っていたら。

キターーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!!!

しかも、
スタンドのすぐ下の通路ではなく、
私たちの居たブロックと隣のブロックの間、
つまりは私たちのほうを向いたまま移動してくれるので、
その距離はおよそ1m!
思わず口を開けて見上げてしまいました(笑)

細いけど痩せているわけでもなく、
鍛えてるんだろうけどしなやかな腕の感じを、
一瞬でも「美しいなあ」と思ってしまった私は、
恐らくこの次も、会いに行ってしまうのだろうな。

私も、
マジックにかかってしまったのかもしれないな。


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