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Theater【アガサ・クリスティーの蜘蛛の巣】 [Theater]

久々のお芝居。
しかも原作はアガサ・クリスティー。
劇場ではなくホールなので、
その広さで気が散るかと思ったけれど。

流石、クラリサ(浅丘ルリ子)が出てくると、
客席から僅かに感嘆の声が上がる。
幕が上がってしばらくは、
ややステージに圧倒されている感があったけれど、
恰幅のいい庭師のピークが芝居を引っ掻き回し始めると、
徐々に客席からも笑いが起こる。

書斎に転がる死体は、誰の仕業なのか。
犯人は誰なのか。
犯人の真の目的は何だったのか。

憶測や思い込みや、時間差や入れ替わりが、
まさに目の前で起こり、
観客も一緒になって犯人探しに躍起になる。

だからって、後ろで「ね、犯人って○○?」とか、
話し合うのは止めてください(笑)

映像と違ってお芝居は、幕が上がればやり直しがきかないし、
どんなに稽古を積んだところで、
公演の数だけ「完璧」を追求しなければならない。
その精神力って、相当なものだろう。

久々のお芝居。
やっぱり観て良かった。
貰ったチラシに気になるものもあったし、
今年の後半はお芝居にも時間を割こうかな。
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